タヒチで是非買いたいお土産と言えば黒真珠です。黒真珠と言っても、タヒチで生産している真珠は正確には「黒蝶真珠」だそうです。黒蝶真珠はクロチョウガイから作る真珠。世界に流通している95%以上の黒蝶真珠がタヒチで養殖されており、「黒真珠」「タヒチアンパール」との呼称で親しまれています。もちろん関連のお店に行きましたので参考にしてみてください!
Bora Pearl Company The Farm
その名の通り、黒真珠を作って(養殖して)いるお店です。「最後の楽園、タヒチの素晴らしさを伝えたい④〜ジープサファリ〜」にて記載しましたが、ジープサファリツアーの一環でこちらのBora Pearl Company The Farmに立ち寄ります。
入り口はこんな感じでした。

やっぱ、タヒチに来たからには「黒真珠」「タヒチアンパール」を見ておけよ!ってことなんでしょうね。黒蝶真珠の養殖場なので、立地は海岸沿いであり、施設も雰囲気あってGoodでした。
ブラックパール(黒真珠)を取り出す工程が見れる
中に入ると、養殖の筏の上で作業している男性や、それを手伝う子供(この施設運営者の実子なんでしょうね)、黒蝶貝から真珠を取り出す女性などと会うことができます。会社だけあって、しっかりと作業分担されています。ひとつひとつ手作業で真珠を取り出しているんですね。

取り出した真珠は「ほら、見てごらん」と見せてくれますが、「お土産に持って帰りな」とはなりませんので、過度な期待はしないようにしましょう。
ブラッックパール(黒真珠)の価値は色・形・大きさで決まる

黒蝶真珠は色素の配合により多彩な表面色となり、色や形、大きさで価値が変わります。孔雀の羽の色に例えられるピーコックカラーは価値が高くなり、「ピーコックグリーン」と呼ばれる色が最上級とのこと。真珠は母貝が自然に創りあげる奇跡の宝石と言われてますので、10個の真珠があれば10通りの色合いが生まれます。
色の評価として、「ブラック系→グレーシルバー系→ダークグリーン系→ピーコック系」のように、ピーコックカラーに代表されるグリーンや赤味が現れるほどに評価は高くなり、黒になるほど評価は低くなります。
黒真珠だから漆黒の黒が最高級ではないのね・・・。
形はもちろん綺麗なまん丸(ラウンド)は価値が高いですし、でこぼこのものも立派な黒真珠として販売されています。日本人の性格としては、まん丸のしか真珠じゃないよね〜と思ってしまいますが・・・。
宝石店(ブラックパール専門)に連れて行かれる
Bora Pearl Company The Farmにて黒蝶真珠の生産現場を見学したあと、少し車に揺られて地元の宝石店に連れて行かれました。いかにも観光ツアーでありがちなお決まりのコースです。店内なので写真は撮りませんでしたが、女性店員が3名ほどいて、それぞれのカップル客を相手にとにかく買え買え攻撃をしてきます。
僕らにも店員が「これは素晴らしい」とか、「この真珠は涙型(ドロップ)だからネックレスに最適だ」とか、「ここでしか買えない」とか言ってきましたが、全て英語(半分フランス語)です。なので、結構は圧力を個人的には感じてしまいました。そして、ジープを運転しているドライバーも結託して「時間が無いから買うなら早く買え」的なことを言ってきました。
僕はこういう流れが頭にくるタイプなので、「I Have No Money!」と言って買わずに出てしまいましたが、せっかくのタヒチ記念なので、何か一つくらい買えば良かったかなと後悔しております。。。とほほ。お店の出口にあるお花でも見て心を癒そうっと。

でもでも、ボッコボコの形した小さな黒蝶真珠でも30,000円とかするんですよ!それでも買います!?
買うという方は是非お金用意しておいて下さいね!
リゾートによる感覚麻痺と店員のプレッシャーに負けないこと
とまあ、リゾートだからって衝動買いして後悔しても仕方ありません(僕は買わずに後悔してますが)。実は、宝石店に行く前にきっちりとBora Pearl Company The Farmにてブラックパールの大きさだとか色目だとか実物見せられて説明受けてるんです。

全てはブラックパールを買わせるために一連の流れがあり、仕組まれていたのだ。。。
英語とフランス語ができない人も、決して海外特有のまくし立て営業戦法には負けないでください。自分が買いたいと思った時、そう思える一品に出会えた時に買うようにしてくださいね。
次回「最後の楽園、タヒチの素晴らしさを伝えたい⑦〜アクアサファリ〜」にて、ボラボラ島を囲む美しい海の中を散歩することができるアクアサファリについて、ご紹介します!