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最後の楽園、タヒチの素晴らしさを伝えたい⑦〜アクアサファリ〜

タヒチはボラボラ島のオプショナルツアー「アクアサファリ」をご紹介します。キレイな海なんだからやっぱダイビングが最高なんだろうけど、僕は泳げないからなぁ・・・という人でも安心!泳げない人でも気軽に海中散歩を楽しめるのがこのアクアサファリです。

アクアサファリとは?

サファリと聞くとサファリパークしかイメージできない僕ですが、陸の話ではありません。アクアサファリとは、泳げない人でも安心して参加できるダイビングの仲間みたいなもんです。ヘルメットの中に酸素が定常的に送られてきていて、息継ぎなしでボラボラ島の鮮やかなブルーの海の中を堪能し、色とりどりの熱帯魚とサンゴ礁を楽しめてしまうオプショナルツアーです。

10,000 XPF(1万円ちょいくらいかな)。

 

もはやお決まりのコースですが、まずは宿泊先のホテルからボートに乗ってボラボラ島に移動します。そこに車でお迎えが来まして、アクアサファリを運営している事務所兼桟橋まで連れて行ってくれます。

これがツアー客を乗せてくれるボートです。実際に水中で装着するヘルメットが積まれてますね。宇宙服の頭の部分だけって感じです。あと、酸素ボンベがたくさんあります。

ダイビングポイントまでボートで移動

僕たちが参加したツアーでは他に10名くらい参加者がいました。日本人は私たちだけで、あとは欧米の方々でした。ちなみに、ボートを運転してくれるお兄さんと、ダイバーで引率してくれるお兄さんの計2名が係員となります。どちらのお兄さんも現地の方ではない風貌で、おそらくボラボラ島に惚れ込んで住み着いちゃったオーストラリア系の人なんだなって勝手に思ってました。要するにカッコイイお兄さん達でした(良いなあ、理想だなあ)。

ダイビングポイントに到着すると、一人ずつ順番にお兄さんがヘルメットを被せてくれます。ボート後ろ側に水中に入るための梯子があり、梯子を掴みながら肩まで海に浸かったあたりで、ヘルメットを被せてくれるのですが、このヘルメットめちゃくちゃ重たいです。おそらく10数キロあると思われます。まあ、ヘルメットが軽かったら浮いて来てしまうので仕方ないんですけどね。

しかしここで大問題発生

僕は前日に日焼け止め無しでガンガン日差しを浴びて海遊びしていたので、顔から首っ玉やら肩まで真っ赤っかヒリヒリ状態だったのですが、このヘルメットは被った瞬間に両肩に全圧力がかかります。

思わず叫びました。

「ギャーーー!痛え!肩がMAX痛え!やめたい、マジで海に入るのやめたい・・・」

とは言いつつ、こんなことでせっかくのツアーを体験しないなんてアホらしいですし、妻にもきっと呆れられてしまうので、拷問を受けるジャックバウアーの気持ちを自分に重ねながら痛みに耐え、海中へダイブしました。

25分間の海中散歩で熱帯魚と戯れる

「ふわああああ、まるで熱帯魚の居る水槽の中に入ったみたいやわぁ〜〜」

 

海中に入ったことでヘルメットに浮力が加わり、僕の肩にかかる圧力は多少分散されました。ジャックバウアーが受けた拷問級の痛みから、警策をいただく級に和らぎ、ボラボラ島の海中と南国のカラフルな熱帯魚との戯れを満喫しました。

このヘルメットには黒いネットがつけられており、その中にフランスパンが入ってます。このフランスパンを目当てに魚が寄ってくるんですね。

海中写真なのと、複数人が海中散歩していることにより海底の砂が巻き上げられて、あまり綺麗に撮影できていないですが、実際に自分の目でボラボラ島の海中を見ていただくと、やはり感動しますんで、これも是非体験してください。

一点だけ。海中は自由にどこでも行ける訳ではありません。ヘルメットに繋がる酸素供給用のホースの長さの限界もありますが、海底にロープが貼られており海中散歩可能な範囲が限られていますので、その範囲内で散歩することになります。

泳いでいるエイに触れることができる

熱帯魚だけかと言うとそんなこともありません。やはり登場します。

エイ。

自由に泳いでいるエイですが、海中散歩のエリア内に定期的に顔を出して来ます。そのように訓練されているということでもないのでしょうが、エンターテイナーのように度々現れます。こんな近くでエイが泳ぐ姿を見れる経験なんて、国内じゃできないですよね!?

 

僕はエイ好きなので、興奮気味にエイの背中をタッチしちゃいました!

 

 

 

「ううっ!すげーザラザラする。。。」

エイってツルツルなんだと思ったのに、サメ肌なのね。

泳げる人はダイビングがオススメ

約25分間の海中散歩はあっという間に終わってしまいました。海中であのヘルメットを被っていた状態ですが、大声を出せば会話はできるなという感じでした。なので、僕も海中で妻といろいろ話しました。「スゴイね」とか「キレだね」とか「エイきた!エイきた!」とかですけどね。

 

あと、引率のお兄さんたちが専用の水中カメラ(業務用)で写真撮ってくれます。ただし、その撮影写真はツアーが終わった後に買うか買わないかって聞かれます。国内でもよくあるパターンのやつです。

僕らは買いませんでしたが、これも記念なので買っても良いかもです。データはCD-Rにして渡してくれるはずです。

事務所に掲げられた旗を何気なく写真撮ってましたが、これフランスの水中装備品メーカーであるブッシャーというメーカーみたいです。ダイビング器材やスピアフィッシング用の装備を製造しており、プロ用・軍事用の製品も手がけるメーカーとのこと。

僕は泳げないのでアクアサファリで大満足でしたが、やはりダイビングやる人が多いみたいですね。体験ダイビングもオプショナルツアーありますのでチェックしてみてください。

次回「最後の楽園、タヒチの素晴らしさを伝えたい⑧〜マティラビーチ〜」にて、ボラボラ島にある世界一のビーチ「マティラビーチ」のご紹介をします!

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