年齢を重ねるごとに思う事、「また今年も桜を見ることが出来て良かった」。幼き頃は思いもしなかった桜の素晴らしさ。一週間の限られた期間しか見ることができない桜の花は、はるか昔から日本人の心を癒してきたのでしょう。隅田川でお花見も良いですが、あざみ野でもキレイな桜が見られるお薦めスポットがあります。
あざみ野桜通り
あざみ野桜通りとは、「あざみ野二丁目」の交差点から「あざみ野第二小西側」の交差点まで約700m、左右の街路樹にソメイヨシノが植えられた道路です。

東急田園都市線「あざみ野駅」から、バス通りになっている大通りを直進し、10分ほどで到着します。
『住んでから知るでは遅い!すすき野〜あざみ野地区のバス事情』でご紹介した東急バスに乗車すると、あざみ野駅から出発して最初のバス停「あざみ野二丁目」で下車すればすぐに到着です。個人的には駅から歩いても大した距離ではありませんので、散歩がてら歩いて目指すことをおすすめします。
桜のトンネルはあざみ野二丁目からスタート

こちらがあざみ野二丁目の交差点です。こちらの交差点は各角地にセブンイレブン、ペットショップである「PET FOREST あざみ野店」、東急グループの近隣型SCとして2004年にオープンした「あざみ野 三規庭」があります。休日ともなると人通りが多いです。
そして、旧カリタス女子短期大学の隣を行く道であり、今はブランズシティあざみ野が角地に建設中になりますので、こちらのマンションが完成して入居する人たちは、桜通りの素晴らしい桜を毎年近くで見ることができるでしょう。うらやましい。
桜通りを歩いてみる
さっそく、桜通りを歩いてみましょう。
桜の街路樹によりつくられたアーチが、あざみ野三丁目の交差点まで通算400メートル続きます。鮮やかな桜の花が春の訪れを知らせてくれ、気分を最高潮にしてくれます。

嫌なことがあった一日でも、この桜アーチをくぐれば、きっと心が癒されていくことでしょう。
昼でも夜でも桜の季節になるとこの通りを走るランナーが増える気がします。かくいう僕もランニングコースにこの桜通りを加えて走ったりします。

桜通りには東急不動産グループのシニア向け住宅「グランクレールあざみ野」があります。こちらも桜並木に隣接していますので、居住される高齢者の方にとってみても、毎年この季節は楽しみで仕方ないことでしょう。公式ホームページをみると「一体どんな人が契約しているんだろう」と疑問に思わざるを得ない金額設定ですが・・・。
あざみ野三丁目の桜

あざみ野三丁目交差点からの桜通りを別アングルで。
やはり、桜の開花時期は桜通りも人通りが増えます。増えるというよりも、写真を撮影する人が多くなるため、歩道に滞留します。
また、車を運転しながらこの通りを通行する際は、桜を見たい気持ちが強くなるため、スピードが落ちます。よそ見なんかして事故を起こさないように注意しましょう。
また、駐車場はありませんので、近くのコインパーキングを探してください。
バスでゆったり桜見物

こちらはあざみ野桜通りにある東急のバス停。その名も「桜通り」です。
「あ71系統」と記載されていますが、下記道順で停車する系統です。
あざみ野駅→あざみ野二丁目→桜通り→あざみ野三丁目→大場坂上→黒須田→黒須田小学校入口→前田公園→あざみ野ガーデンズ

あざみ野駅から出発するバスの窓側席に乗り、ゆったりと桜見物しながらあざみ野ガーデンズに向かうのも、なかなか乙です。
しかし、終点はあざみ野ガーデンズと書いてありますが、表側のバス停ではなく、降車専用の隠れバス停が終点になりますので、ご注意ください。
『あざみ野駅と新百合ヶ丘駅は電車でつながるとしたら、どこに駅ができるのか?』で予測している通りに、市営地下鉄が延伸してくれれば、あざみ野ガーデンズ駅ができるはずです。バスであざみ野ガーデンズまで来て、ゴルフの練習をして帰りは地下鉄!
なんて日もあと10年くらいかかるのかぁ・・・。