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ブルーライン延伸は2030年に実現するのか?

横浜市営地下鉄ブルーラインの延伸「あざみ野~新百合ヶ丘」概略ルート・駅位置が決定してから早2年が経ちまして現在2022年。2030年の開業を目指すとなると残り8年ですが、情報更新がない状態です。「大丈夫なのかな?」と余計なお世話になりますが気になりましたので、記憶の中で一番新しい地下鉄であるグリーンラインが開業するまでの期間を調べました。

グリーンラインの着工時期はいつ?

グリーンラインは中山駅から日吉駅までの13.1kmを結ぶ横浜市営地下鉄の鉄道路線です。正式名称は「横浜市高速鉄道4号線」となりますが、「グリーライン」の名称がお馴染みです。2008年3月30日に開業したのですが、いつから着工したのでしょうか?

本路線は「横浜環状鉄道」の一部である。2001年1月30日に着工され、2008年3月30日に開業した。車両は鉄輪式リニアモーター駆動方式が導入され、最高速度は80km/hでリニア式地下鉄では最高速度となった。ただし営業運転では75km/hまでしか出さない。またリニア式地下鉄の営業区間としては初の地上区間もある(非営業区間としては福岡市地下鉄七隈線の車両基地が地上にある)。中山駅から川和町駅へ登る区間に本路線では最も急な58‰の勾配がある。

Wikipedia「横浜市営地下鉄グリーンライン」

2001年1月30日に着工とのことで、工事開始から開業まで7年2ヶ月の期間を要したことがわかります。

残り8年では結構ギリギリの線なのでは?という印象です。

しかしながら、ブルーラインの延伸はあざみ野駅から新百合ヶ丘駅までの6.5kmの区間を予定していますので、グリーラインの半分と考えると、時間的には余裕があるのかもしれません。

グリーンライン開業は予定よりも遅れた?

当初は2007年中に全線開業の予定だったが、日吉 – 日吉本町間の一部計画地の地権者の同意が得られなかった。一時は部分開業なども検討されたが、土地収用法に基づく裁決申請が2004年12月に行われた。その後2006年11月16日に申請通り裁決され、同年12月13日付で横浜市交通局は2008年3月末に全線開業を目指すと発表した(その後、2008年1月8日に、正式な開業日を同年3月30日とすることを発表した)。

Wikipedia「横浜市営地下鉄グリーンライン」

地権者の同意が得られず、計画通りに進まなかっことがわかります。しかし、こちらも特別措置として大深度地下利用法というものがあるようなので、その点は問題にならなそうです(こちらの記事でどうぞ)。


しかし、駅近辺は地下40mから地上近くまで深度を浅くするか、大江戸線六本木駅のように地上に出るまでエスカレーターだらけにしなければならないと思います。駅予定地と予測されるエリアは地主さんがそれぞれ居ますので、その辺りの根回し中なのかもしれません。

まだ期間的に大丈夫?

2030年まで残り時間が少なくなってきている印象ですが、事前の準備(地固め)が完璧にできていれば、あとは掘って作るだけといったところでしょうか。最近のシールドマシンも進化しており、月間最大で500mを掘削できる機体もあるようですので、6.5kmなんて1年みれば余裕なのかもしれませんね。住民としては追加情報の発表を待つばかりです。

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