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すすき野祭り?けんざん祭り?地元で知らない人はいないあのお祭りの正式名称はナニ?

横浜市青葉区にある嶮山公園にて、毎年7月最終週の土日で開催されるお祭りがあります。

地域住民が楽しみにしているこのお祭り、「すすき野祭り」「嶮山祭り」「盆踊り」など様々な呼び名がありますが、実は正式名称があります。

お祭りの風景をご覧頂きながらご紹介します。

昔から変わらない櫓

夕暮れに映える櫓を見るとノスタルジックな気分になります。

嶮山公園にて開催されるこのお祭りは「ふるさと祭り盆踊り大会」が正式名称で、1980年からの歴史があります。2019年は38回目の開催とのことで、すすき野地区を代表する一大イベントです。

地域住民はこのお祭りを毎年楽しみにしています。

毎年7月の最後の土曜日と日曜日に開催する習慣があり、2019年の開催日は7月28日(土)、29日(日)の2日間でした。私も今年(2019年)は久しぶりに家族で足を運びました。

昔を懐かしみながら、私が初めてすすき野祭りに連れて行ってもらった時と同じ年齢になる息子の手を引き、あれこれ説明しながら会場の奥の券売所へ進みます。

昔から変わらない点ですが、すすき野祭りの屋台では現金が使えません(一部使えます)。券売所で券を買い、それを屋台で使うシステムになっていて、各屋台で現金を取り扱うリスクや、お釣り勘定のオペレーションコストを削減した理想的な管理体制になっています。

例えば、1000円分の券を購入すると100円券と50円券がつづりになった束を渡されます。屋台で販売される商品は全てこの券で買い物ができるようにプライス設定されています。

やきそばの屋台

やきそばはワンパック盛り盛りに詰められて200円。その他やきとりやフランクフルトなど、お祭りの楽しみである屋台には常に行列。人気があるからこその行列という見方もありますが、お馴染みの屋台の数は昔に比べて少なくなり、需要と供給のバランスが崩れて発生している行列という見方もあります。

屋台はすすき野商店会の有志の方が運営していますが、地域の高齢化に伴い継承できずで少なくなっているのだろうと感じます。これは日本全体が抱える課題です。

私が小学生の頃は屋台の数も多くて、公園の外にもたこ焼き、ベビーカステラなどの屋台があって、もっと楽しかった記憶があります。

屋台のなかでも、とても人気があったのはチョコバナナです。皮をむいたバナナを割り箸にさし、チョコレートでコーティングしてトッピングシュガーが散りばめられただけのものではありますし、味も想像通りです。

しかし、子どもの心をくすぐる何かがあったのでしょう。

今では何が良かったのか思い出せませんが、当時instagramが存在していたら間違いなくインスタ映えする商品です。

祭り櫓で盆踊りを楽しむ人たち

櫓を囲うように人が円になり、会場に流れるBGMに合わせて踊ります。

聞こえてくるのは盆踊りを代表するような音楽が中心ですが、私の耳に焼き付いているのは何と言っても「ビューティフルサンデー」です。

ダニエル・ブーンが歌う「Beautiful Sunday」のカバー曲で田中星児の歌う「ビューティフルサンデー」は、嶮山公園のお祭りとセットで記憶に残っている人が多いはずです。

ビューティフルサンデーを聞くと「今年もお祭り来れてよかったね」と、しみじみ感じます。

夜のすすき野祭り風景
提灯に誘われて賑わう祭り櫓

地元の人々に愛されるすすき野祭り。

子供にとっては、親に対して「友達とすすき野祭り行ってくるから」と大義名分をもって夜に外出することができる大きなイベントです。

大人にとっては、「家族でお祭り行こうよ」と大義名分をかざしつつ、外でビールを飲みたいのと、昔懐かしい友人に会えるかもしれないという淡い期待を持てるイベントです。

いずれ、私の息子も家族と行くことを嫌がるようになる日が来ると思いますが、友達同士だから共有できる楽しさやちょっと危険な悪い事、もしかすると恋愛など・・・お祭りを通して色々な経験をしてほしいから、一緒に行けなくてなっても良いです。

そして、今回祭り会場で改めて感じたことは、実行委員の方々の準備のおかげですすき野祭りがあるということです。

年数が経つに連れて実行委員が少なくなるのは必然であるからこそ、若い人たちが盛り上げなければ、すすき野祭りは無くなります。

地域住民が楽しみにしているすすき野祭りを毎年開催できるように、少し頑張らないといけないなぁと、少しだけ思いました(何から始めたら良いかわからない)。

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