注目キーワード

横浜市交通局から発表された「市営交通 中期経営計画2023-2026」を読んでみた

2023年12月25日に発表された「市営交通 中期経営計画2023-2026」ですが、気になるブルーライン延伸に関連する情報には触れられているのでしょうか?あざみ野駅から新百合ヶ丘駅までの延伸開通目標である2030年まで残すは7年。2026までの中期経営計画ですから、何かしら情報が掲載されていると期待して読んでみました。中期経営計画2023-2026において、交通局は安全、確実、快適な交通サービスの提供を目指し、持続可能な改善に取り組んでいます。この記事では、横浜市の地下鉄事業の現状、課題、および今後の展望について地下鉄事業に関連する情報をまとめていますので、興味あるタイトルをご覧ください。

※この記事は「市営交通 中期経営計画2023-2026」を参照しています。正確な情報はリンク先をご確認ください。

現状の概要

横浜市の地下鉄は、市民生活を支える重要な交通インフラです。しかし、新型コロナウイルス感染症の影響により、公共交通機関の利用が大きく減少し、経営状況に厳しい影響を与えました。テレワークの定着や新しい生活様式への変化により、コロナ禍前の状態に完全に回復することは想定しづらい状況にあります。さらに、物価高による消費抑制の影響もあり経営に影響を及ぼしています。

しかし、令和2年の経常損益額は▲27億円でしたが、令和3年、4年は黒字に戻っています。

安全の確保

横浜市交通局は、安全な運行の提供を最大のサービスとして認識しています。安全意識を高く持ち、決められたルールを深く認識し、しっかり守ることを徹底しています。また、安全を維持し向上させるための取り組みを常に見直し、改善に努めています。これには、デジタル技術を活用した安全対策の強化も含まれます。ブルーライン4000形車両には市営地下鉄としては初めて社内防犯カメラが導入されています。駅構内カメラの高画質化、ネットワーク化も強化され、防犯強化が計画されています。

市民の足を守る

地下鉄は、市民の日常生活に欠かせない移動手段です。交通局は、バスネットワークの最適化と同様に、地下鉄サービスの効率化と最適化を目指しています。すべての市民が交通サービスを利用できるように、バリアフリー設計の推進、高齢者や障害を持つ人々向けの特別なサポート、および多言語サポートの提供を行いアクセシビリティの強化を図っていくそうです。 自然災害等への備えも重要な課題であり、災害発生時にも市民の移動を支えるための準備と対策を強化しています。

財務基盤の強化

経営の健全性を維持するためには、財務基盤の強化が不可欠です。交通局は増収に向けた取り組みとして、サービスの改善や新たな収入源の探求を進めています。また、支出管理の徹底により、経費の削減と効率的な資源利用を目指しています。

人財育成の推進

長期的な視点での人材確保と育成は、質の高いサービス提供のために不可欠です。交通局は、職員の育成に力を入れ、全ての職員が働きやすい職場環境を整備しています。これにより、職員のモチベーションの向上と能力の発揮を促しています。

社会的課題への対応

地球温暖化対策として、横浜市交通局は脱炭素社会の実現に向けた取り組みを進めています。これには、地下鉄事業における温室効果ガスの削減が含まれます。また、コロナ禍の影響に対応し、新しい生活様式に適応するための取り組みも進めています。

人口動態とグリーンライン

グリーンラインの沿線区では、2038年頃まで人口が増加し、その後緩やかに減少すると予測されています。これは、他の地下鉄路線や市営バス沿線区と比較して比較的堅調な推移を示しています。この人口動態は、グリーンラインの需要とサービス計画に影響を与える可能性があります。

脱炭素社会への対応

横浜市交通局は、2050年カーボンニュートラル達成に向けた政府の目標に対応して、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを進めています。グリーンラインは、この目標達成において重要な役割を果たす可能性があります。例えば、グリーンラインが再生可能エネルギーを使用して運行されるようになると、交通セクター全体の炭素排出量を削減することに貢献できます。また、公共交通の利用を促進することで、個人の自動車使用を減らし、都市全体の炭素足跡を削減することも期待されます。

安全とサービスの質

グリーンラインを含む地下鉄サービス全体において、横浜市交通局は安全の確保とサービスの質の向上に努めています。これには、デジタル技術を活用した安全対策の強化や、利用者のニーズに応えるためのサービス改善が含まれます。

高速鉄道3号線延伸事業の推進

お待ちかね、ブルーライン延伸に関連する記載がありましたので、そのまま引用します。

高速鉄道3号線の延伸(あざみ野~新百合ヶ丘)は、鉄道のネットワークが充実することによ
る広域的な交通利便性の向上や沿線地域の活性化などが期待されています。
交通局は事業主体(第一種鉄道事業者※)として、引き続き早期の事業着手を目指します。

参照:「市営交通 中期経営計画2023-2026」

2026年度到達目標は「推進」とだけ記載があります。「事業着手」とできない様々な理由がたくさんあるのでしょうか。

まとめ

横浜市交通局の「中期経営計画2023-2026」には、地下鉄事業を含む公共交通の持続可能な未来を目指す内容が記載されています。市民の安全の確保、市民の足を守る、財務基盤の強化、人財育成の推進、および社会的課題への対応を通じて、横浜市の地下鉄はこれからも市民生活を支え、横浜の経済活動を促進してくれることでしょう。

さて、関心のあるブルーライン延伸に関しては具体的に触れられていませんでした。グリーンラインについては具体的な展望は色々あるようですが、ブルーラインは色々と難しいのでしょうか?今後は川崎市との関連性を調べていきたいと思います。

Susukino最新情報をチェックしよう!